思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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メキシコ国際マラソン

IMG_8453.jpg

そんなわけで!

9月2日、人生初となるフルマラソン、メキシコシティ国際マラソン走って来ました~。

今回はそんなフルマラソンのためのガチ体験記です。

前日はサークルの先輩との飲み会@メキシコだったのですが、さすがに少しセーブさせてもらって
23時には就寝、当日は7時出走に向けて5時半に起床しました。(よゐこは前日に飲まないように!
エルサルバドルで走ったハーフの経験から、絶対腹減ることはわかっていたのですがエルサルよりも
朝食準備が難しい環境だったので腹5分目くらいまでしか満たすことができませんでした・・・。
俺燃費悪いのに・・・。

気を取り直して、スタート地点に向かうと流石に

IMG_8474.jpg

すごい人!もうこれマラソンて言うより祭りやん…。
メキシコを始めとする中米は15日が独立記念日なので祭り感に拍車をかけます。
これやっぱ結構ガチなイベントだったのね・・・。

とりあえずであったばかりですが、この日共に苦労と感動をわかちあう日本人パーティ5人。
目指すは絶対完走!

IMG_8448.jpg

(スタート地点の写真は、宿で知り合った日本人が全部撮ってくれました!むっちゃありがとう!)

そしてまず最初、午前7時に女性陣が出走します。
男性陣は午前7時15分なのですが、、人人人!と人の山なので、ここは自己申告の推定タイム
順にスタートエリアが決まっていて、推定タイム5時間以上と書いた自分は最後尾出発でした。
(といってもタイムは全部チップで取るので、結局どこから出発しても一緒なのですが)

10!9!8!・・・

とカウントダウンがはじまり(みんなで復唱する、超興奮する!)

いよいよスタートです。
一応走るかも?という可能性が生まれた時から、エルサルのCPにこの辺で走れるとこない?と聞いて
朝5時45分~6時半まで、村や首都に上がってない日は一ヶ月間一回およそ7kmの距離を15回ほど
トレーニングしていました。こっそりトレーニングをするのがワタクシです!
全ては今日この日完走するために!全ては!美人の前でかっこいい姿を見せるために(涙)

7!6!5!4!・・・

表目標はとりあえず初フルマラソンということで「完走」
あわよくば、、の裏目標は初っ端からサブフォー※を狙っていく事。
※サブフォーとは:フルマラソンを3時間台で完走すること。市民ランナーの1つのベンチマーク。
 これを達成するとサブスリー(同2時間台)などがあるけど、そこまで行くと人外の称号が得られる。



3!2!1!GO!
IMG_8470.jpg


というわけで花火とブラスバンドの音とともに、男たちの戦いの幕が開きます。
42.195km・・・テレビの中のランナーが走っているだけの距離が一気に自分のものになる
そんなウソともホントとも思えないなんか不思議な気持ちでした。

作戦としては、以前ハーフで前半飛ばしすぎて後半完全に死亡した苦い思い出があるので絶対に
前半で調子に乗って飛ばさないこと。トレーニングをした一ヶ月間キロ6分を少し切るくらいのイメージで
走っていたので、そのペースで着実に距離を稼いで6分×40km=4時間で、6分を切ってタメた貯金で
残りの2.195kmを完走し、ギリサブフォーを達成したろうという作戦でした。


===
作戦が功を奏し、
5km29分、10km57分と着実に貯金を稼ぎます。時計だけ持ってたのでペース乱れないし。
ストライドで走ると後半足が死ぬと思ったのでピッチを小さくしてパカパカ走ります。

20120902_073604_079.jpg
(沿道で偶然見つけた日本人の旅人に撮ってもらった写真、青春してんなーw)

メキシコマラソンは前半は2.5kmごとに水、5kmごとに水とゲータレードの給水地点があったので
とりあえず5kmごとに水分補給をすることに。タイムは着実に貯金作ってるので、まず完走しないとね!
ハーフの時死んだ15km地点で若干空腹感を感じるも、まだまだ行けます。まだ足が動くよ!

ハーフを走ったときは2時間7分かかったのですが、今回は中間地点を2時間2分で通過。
着実に貯金が溜まってます。しかし腹減った~~糖分全然足りてねーーー
とか思いつつも、まだ足に余力があることを確認。(そりゃここで余力なかったら死ぬけどw

どんどんパワー使うので腹のヘリが尋常じゃなくて、そろそろ屋台でなんか買うかーというころに
グレープフルーツとピーナツジャム?を道端で渡してくれる人が!アナタが神か!ピーナツジャム
一個じゃ足らねぇ!とかいって2つも食べたのが私です。

23km地点くらいでトイレに行きたくなる。
膀胱に水入れたまま走ったらエネルギーロスじゃね?とか思って(冷静)トイレに。血尿が出る。
大丈夫か俺wまぁこれは長距離本気で頑張るとたまに出るのでとりあえずスルーで。
(メキシコシティでは普段は立ちションしてる人全然見かけないのですが、マラソン中はすげぇ
みんな立ちションしてました。さすが緊急時!)

25km地点くらいから徐々に足に疲れを感じストライドが更に狭まってるのを感じるも
ここはひたすら我慢。コースは7km位の超ロングストレートに差し掛かり、前を見ると
人人人!これはさすがに壮観。ちょっとペース落ちてる感は否めませんが悪くない。


が、

29km地点でそれは突然やってきます。


あれ?太もも裏痛くね?と思ってちょっと触ろうと姿勢を変えた瞬間、

ピキピキピキッ!

と両足の表太もも痙攣し直立するのがやっとくらいに。


や、やべぇ・・・・突然・・・


と思って立ち止まると、突然沿道から出てきた謎のおじさんが、肩を貸してくれとりあえず脇に座る。
ストレッチを手伝ってくれるもいてぇ…時間ロスとかそういう事考える余裕もない。とりあえず
おっちゃんがくれたコーラを美味しく頂いて痙攣する足を伸ばす。

5分くらいでなんとか復活。とりあえずごまかして走れそうなので、おじちゃんにお礼を言って走りだす。
30km地点には簡易治療の出来る施設があったのでそこでバンテリン的な何かを塗りこむ。
そっからはもう誤魔化し誤魔化しですよ。

妙な姿勢で走ると多分一撃で死ぬ。

かといって歩くには12kmは長すぎる。

小走り気味でなんとか頑張る。
やっぱり最初からサブフォーは甘かった…。これ完走できるのか?

ここでほんとうに嬉しいのがやっぱり沿道からの声。
がんばれ~~~!出来るぞーーー!ゴールまで辿りつけー!
と言われると不思議とそういう声援に応えて走れるものです。
沿道の子供が飴玉をくれてこれがまたすごく美味く感じられる。誰が買ったのかわからないコーラの
ペットボトルの回し飲みがいつの間にかはじまり、走りながら知らんランナーから自分へ、自分から
また他のランナーへとパスされていく。なんとか辿り着いた35km。

==
でもさすがにこの辺りで走り続けることには限界が来る。
太ももの裏も攣りそうだし股関節も結構きてる。
このままいくとゴール前までに大崩れする予感があったのでちょっと歩くことに。

メキシコマラソンでは1kmごとに今何キロ走ったのか表示する札がある。
だけど歩き出すと本当になかなかこの札にたどり着かない…同じ距離?っていうくらい歩き出したあとは
すべてが長く感じられる。しかたなく200m歩いて800mぼちぼち走るを繰り返すことに。
やがて見知った風景にもどってきて40kmの札を見つけたときは、自然と「うしっ」と声が出た。
もうこれで完走はほぼ確実。あとは2.195kmくらい頑張って走ったろ!という気持ちになる。
といってももうこの時の残りHPでは2.195kmなんて連続で走ることもできず、300m位行った
ところで股関節を攣りかけ、41kmの札まで歩くことに。ここからが最後の戦い。


ラスト1.195km・・・・

のはずなのに長い。
足が痛い。腹減った。
歩きたい。っていうか歩いてももうゴール着くし。

でもまぁここで負けたら自分は一生負け犬か、とか思い最後の死ぬ気で走り続ける。

最後の500m

42km前にスタートして行った門であり、42.195kmのゴールである門が見えてくる。
ゴール付近の沿道に集まった人から、お前はやり遂げたー!よくやったー!と声援がとぶ。

グッと来るものがある。

久々にこみ上げてくる「泣きそう」という感情を抑えこみ


ゴールへ。


42.195km


4時間39分57秒。



===
自然と隣にいったおっちゃんと握手を交わし、

自分の次に入ったおばちゃんとハグをした。


近年ない達成感がこみ上げてくる。
ほんとうに42.195走り切ったんかー!という気持ち。日本語で共有できる人が近くに
いないのがほんとに残念だったけど(だからこうして書いてるわけで)笑

===

DSC_3581.jpg

これまた完走を達成した協力隊の友人と飲んだビールがいつもの数倍美味かった。


===

そんなわけでフルマラソンを完走したけど、やはりここまでくると次はサブフォーを狙ってみたくなる

図1

チップに記録されていた時間をグラフにまとめると、たしかに序盤は目標通り進んでいる。
そういう意味ではこの日は結構調子良かったんだなーと思う。
だけど、正直30km過ぎからも最初のペースを維持するっていうのはかなり鬼畜な作戦なので
ベースペースを5分台前半まで上げる必要性があると分析できる。落ちて最終的に7分/km
になるくらいの気持ちかなぁ。あとは完全に足の筋力が足りてないのでそのへんは要トレーニング。
ほんとはスローペースでも30km走るトレーニングとかもやったほうがいい気もするけど、そりゃ
エルサルバドルじゃ叶いませんな。足が厳しい時に、腕振りが効いてた気もするので上半身の
トレーニングももう少し入れていきたい。
実際マラソンを走る技術としての、給水、栄養摂取とかももう少し研究してこ。


===
そんなわけで、完全にはまってしまった感があります。
でもやっぱあのゴールの瞬間にすべてが向かっていくあの感じ、やっぱはまらずはおれん。

25歳うちになんとかサブフォーを達成しようと思います!
誰か一緒に日本で走りましょう。


やっと筋肉痛も取れてきたので明日から早朝ランを再開や!
(活動しろよw
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コメント
No title
おもしろい物語りをどうも。自分もはじめてフル走った時、血尿が出た。同じく30キロで見事に全てが音を立てて崩れ出した。それまでは快調だったのに。 面白いよね42キロという設定。30キロで山が来ても、根性があれば12キロ走れちゃうから。また、走りたくなった!!!!
2012/09/10(月) 12:32 | URL | pana-kuni #JalddpaA[ 編集]
Re: No title
>くにかねさん
やっぱ血尿みんな出るんだね。俺の腎臓さん弱っちいのかと思ったけど、仲間がいて嬉しい笑
ぜひ駒ヶ根マラソン部で日本帰ったら走りましょー!(とおもったけどくにかねさんもうしばらく
帰ってこないんですよね・・・。)でも帰ってきたらぜひ!
2012/10/09(火) 06:20 | URL | shogooon #-[ 編集]
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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