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【有朋自遠方来】エルサルの遺跡訪問 【不亦楽】

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先週は日本よりはるばる、研究室の同期である友人が卒業旅行を兼ねてエルサルまで来てくれましたー。
広大なマングローブが広がる任地に加え、いつもの観光ビーチ、そして今回は遺跡男子の彼の方針に
そって、普段はあまり自分が行かないよーな遺跡系を攻めました。

⇒エルサル唯一の世界遺産Joya de Cerénと最大の遺跡Ruinas de Tazmalの訪問。
==

任地のマングローブの広大っぷりと観光ビーチのはなしは今回はパスとして、遺跡系の紹介を。

Joya de Ceren

まず行ったのはこの国で唯一の世界遺産Joya de Ceren(ホヤ・デ・セレン)へ。
あまり隊員間でも観光に使われないここですが、実は首都サンサルバドルの西ターミナルから
バス一本1時間弱で到着することができます。入場料は外人価格$3、隊員は$1だとか。

火山の噴火により火山灰が降り積もり、マヤ時代の生活様式がそのまま保存されたこの遺跡。
博物館も隣接されているのですが、なんと発掘当時は貯蔵庫からとうもろこしの粒も発見されたとか。
なにそれ、すごすぎる!

個人的にツボだったのは、当時の生活が現在のエルサルバドルよりもはるかに「共同生活」というものに
根ざし、社会関係資本的な何かが蓄積されていたであろう点。当時は病院や共同キッチン、
マヤ式サウナ、など村の共有資産を各家族で分担して管理していたのだとか。
(ただの遺跡からそこまで分かっちゃう考古学もスゴイんですが)そういう素敵なつながりや
ソーシャル・キャピタルがスペイン侵略や内戦など様々な要因で破壊され、今の「家族」単位以上で
協働するのが難しい状況(もちろん村によるだろうけど)が生まれているのだとしたら、なんだか
ちょっと開発・侵略の悲しい話だなーとかも思いました。(まじめかよ)

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ちなみにここJoya de Cerenにはむちゃくちゃ国鳥トロゴスがいっぱいいて、
全然関係ないけどそこにも感動した笑 いままでエルサル生活で全部で3羽のトロゴスを見ていたが、
この日この遺跡で見たトロゴスの数、4ワロス。もはや飼育されてるんじゃないかと疑うレベル。
やっぱり綺麗ですな、トロゴスシート。


===
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翌日はエルサル最大の遺跡タスマル遺跡(Ruinas de Tazmal)へ。
タスマル遺跡はこれまた首都サンサルバドルからサンタ・アナ・チャルチュアパ行きのバスに
揺られること2時間程度、エルサル第二の都市サンタ・アナからおよそ15kmの所に唐突にあらわれます。
この日はここで働く考古学隊員の方に無理を言ってアテンドをお願いしました。
さすが国内最大というだけあって遺跡でかーい!かっこいい!(素人感想すぎる…)
隊員のよくわかる説明のお陰で十二分にこの遺跡を楽しむことが出来ました。


こっちの遺跡でオモロイなーと思ったのは、件のマヤ文明が1524年、スペイン侵略まで鉄文化を
持たなかった点でした。16世紀までずっと石を使った文化だったにもかかわらず、その石の加工レベルが
古代日本のそれと大して変わっていない点は非常に興味深いと思う。それは石という素材の限界なのか、
はたまたそれ以上に発展させる必要がなかったのか、それは僕にはわからないところですが。

そしてスペイン侵略以降の文化の変容と消失と言う観点でも、開発と侵略のいい面と悪い面、
どちらをも見ることが出来る興味深い場所だと思います。


あとはこっちの遺跡の前にある、おみやげ屋さんは同じものがいたるところで売られている
エルサルバドルにして、かなり特色のあるグッズ、翡翠や黒曜石を用いたものが売られていたので
これまた一見の価値ありです。

自分の生きる指針(とまでは行かないまでも)って実は昔読んだかの考古学マンガ
「マスターキートン」に根ざしている部分もあると思っているのですが、やっぱり今回も
こういう遺跡を訪れてそのロマンに圧倒された気がする。昔を掘り起こしそれを未来に紡いでいく作業、
やはりかっこいいなーと改めて感じました。

El Salvadorを訪れた際にはぜひこの2つの遺跡、オススメです。

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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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