思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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ごみひろい

任地にエルサルバドル大統領がやってきた!

しかもブラジルの元大統領と一緒に!ミーハー根性丸出しで見に行きました。

_DSC5619.jpg

左がエルサルバドル大統領。右がブラジル元大統領。

_DSC5506.jpg

そしてミーハーな人々。
集客数なんと3000を超えるとか。すごい、、、
===
大統領訪問自体はまぁいいんですが、こういう集まりのあとに自分が一番慣れない(好きになれない)
エルサルバドルが姿を表す。いろんなことに我慢?はしてるけどこれだけは何回見ても悲しくなる。

それは。。。


_DSC5661.jpg

ゴミ!

ゴミ!

ゴミ!!

信じられますか?このゴミの量。そして軽く何気なくなされるポイ捨て。

こういう集まりがあると水(袋に入ってる)がだいたい無料で飲み放題なのですが、
ここのひとはほぼ100%の確率で飲んだあとの袋をその場に捨てる。基本的にポイ捨て上等の国
なので長距離バスに乗ってても窓からぽいぽいものを捨てる。そのたびに不快な思い、というよりは
悲しい思いにかられるけど、だれも「来たときよりも美しく」なんていう精神は持ち合わせていない。
(日本にいると誰もが聞いたことであるであろう遠足のお約束、来たときよりも美しく、がこんなにも
尊いもので清々しく気持ちがいいものだったなんてここに来て初めて知った・・・)


国土に対する愛着の欠如というか
拾う人、そこに暮らす人への想像力の欠如というか

どっちにしてもどう考えても気持ちのいいものじゃない。

===

今日はこの集まりのあと何もやることがなかったので、とりあえずこのゴミを地道に拾うことに。
途中まではテント撤収作業をしてるオッチャンとかがゴミを拾ってたけど、それも早々に撤収。
残りは自分一人でやるんかーと思うと気が遠くなる。

ゴミ袋を引きずりながらひたすら、ゴミを拾い袋に詰める作業。
通り掛かる人がこっちを見てニヤニヤ笑ってる視線。なんかやってるぜチノ(中国人)が的な。
正直エルサルの国土がどんだけ汚くなっても知らんわい、っていうこともできた。いやどっかでそう思った。
だけど気が遠くなるほど汚いゴミの山道路をみてると、手を止めるわけにはいかなかった。

ゴミを拾いながら考える

ゴミ拾い

気が遠くなるほど報われない活動だと思う。
自分がゴミを拾っても別に何が変わるわけでもない。
捨てた人間が自分を見てるわけでもないし、仮に見ててもたぶんほぼ何も思わんだろうなぁ。
誰が感謝するわけでもない。別に感謝されるために生きてるわけんじゃないけど、あやふやな自分の
存在意義が余計曖昧になってくる。

「線」にならない活動。
自分は村落隊員で別にゴミ拾いを継続的にやろうと思ってるわけでもない。
「点」にしかならない作業。次に繋がることのない時間。


・・・

===
そんな感じでドヨヨーーンとテンション下げながらと拾ってると、いつも散歩の時に「Shogo!」と
声をかけてくるガキンチョ三人組と遭遇。ダメもとで彼らに「ちょっと手伝ってよ!」と声を
掛けてみるも、「え~・・・」と嫌そうな顔で通りすぎていく。

まぁそりゃそうだよな~。
別に彼らが汚したわけでもなければ、遊んでるところを変な外国人に声かけられて手伝うって
どんだけいい子どもだよって話です。率先して彼らの手本を示すような大人もいない。
ただよそから来た自分が2年間ここで過ごしゴミを拾うだけ。つながらない「点」として存在する時間。


どよよーん


===
そんなことを考えながら、一人でゴミを拾ってた。ため息つきながら。

なんかダークな気持ちになりながら、ゴミ拾ってるとまた向こうの声から呼ぶ声が。


「Shogo~


 やっぱ手伝いに来たよ~~!ゴミ拾えばいいんでしょ?」



・・・!!!



正直やばかった。
泣くかと思った。素直にすごく嬉しかった。
確かに活動の本筋ではないし、点にしかならない時間だけど、それでも子供がそれを見て手伝ってくれた。
ちょっと照れながら「かわりにあとで25セント硬貨ちょうだいよ」って冗談めかして言ってたし、彼らにも
それなりの狙いがあったんだろうけど笑、それでも「点」がなにか小さな化学反応を起こした気がしたから。

純粋に彼らに救われたなー。

==

ドヨヨンとしていたゴミ拾いは4人になって一気に明るくなった。
「Shogo!あっちに袋持ってくよ!」「Shogo、あそこも拾おう!」
あっという間に通りを一回り掃除して、なおかつ前からあったようなゴミも回収した。
大統領が来る前よりも綺麗になった通りがそこにあった。
大きなゴミ袋があっという間に満杯になった。


掃除が終わったあと、よーく彼らにお礼を言い買ってあげたジュースを一緒に飲みながら
協力隊になって初めて25セントずつだけど、人にお金をやった。

賛否あるだろうし、自分でもあげるのが正解かどうかなんて分かんなかったけど、でもあげた。
そしてあんま後悔してない。大人もやらないような人の嫌がる仕事をやった彼らが少々お駄賃
もらうことをどうして誰が責められるのか。ついでに自分自身を救ってもらったお礼に
日本の5円玉も一人一つずつあげた。25セント硬貨をあげた時よりも嬉しそうにしてたのが
なんだかこっちも嬉しかった。

DSCN0287.jpg


ありがとう!ホセ!カルロス!ケリー!
今日は君たちに救われました!またゴミ拾いしたら手伝ってくれるかな?笑

===

総じて学んだのが

とりあえず点を打つことを躊躇う人間に、線も面もないってこと。
そんで線を目指さなくても、面を目指さなくても、まぁ点でもいいかとも思えた。
線にも面にもなんなかったけど、もしかしたらすごくいい点描画が描けるかもしれないわけで笑

とりあえず点を打つ手を止めずに。

いっこいっこぽちぽちと。



なんだかいい一日だった。
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コメント
No title
ほんとだねー。考えさせられる内容でした。
点を打つことをやめたら、線や面さえ描けないもんね。
しょうごの前向きな「点」に勇気をもらいました♪
2011/09/04(日) 06:10 | URL | あゆこ #-[ 編集]
Re: No title
あゆ姉!
おすおす!その後どう?元気してる?
いやーほんとたぶん誰よりも救われたのは自分だと思う。先見えぬ村落だけど
点だけは二年間打ち続けないとね! 成らぬなら 作ってみせよう 点描画!いえーい!
(相変わらず意味不明な絡みでごめんさいw)
2011/09/13(火) 06:14 | URL | shogooon #-[ 編集]
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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