思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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うみがめから見るエコツーリズムへの展望

そうなんです、まだウミガメネタを引っ張っていきます。ばっちこい。

最近どんどんブログの自己満足かが進んでる気がするけど、まぁほら、

ブログなんて自己満ですよ!細かいことは気にしないでください笑
==
僕がこの任地でウミガメに注意を払ってるのは、ウミガメの産卵及び放流が将来観光資源になる可能性
がある気がしているから。爬虫類に(;´Д`)ハァハァしてるだけではないんです、念のため。
今住んでるヒキリスコ(Jiquilisco)湾は実は中米最大規模の(最大ではないけど)湿地として
ラムサール条約にも登録されており、なおかつ広大なマングローブ林も持ち合わせているという、
類まれなる地域なはずなのです。


・・・が、現時点では全く、エコツーリズムとかそういうものが行われていない。
どころか、エコツーリズムって言う概念を知ってる人がどれくらいいるのかっていうレベル。

休暇となれば家に引きこもるか、ビーチへ行くか。
観光を促すCMでも、有名どころの教会とか祭りが紹介されるだけで、この広大な自然資源
に触れたものは全くと言っていいほどない。なんてもったいないんだ…。

==
話は戻ってエルサルバドルのウミガメの保護に関しては、現在NGOなどが資金を出して行われてる。
簡単な聞取りを行ったところ、この地域に入ってるNGOが組合にお金と孵化場の機材を与えて、
$2.5/12コで卵の買取を行っているとか。これは結構な収入で、ウミガメは一回の産卵で
80コ近くの卵を生むそうなので、1産卵を見つけるだけで$15以上の儲けになり、人によっては
1夜で$80近く稼ぐ人もいる。なんとウミガメが上陸する半年だけで、1年分稼いであとは
まぁボチボチな感じに暮らしてる人もいるという。。ラテン人ぱねぇっすわ。


そんなまさに「宝石」な海亀の卵なので、自分が探しに行った時も多くの卵ハンターたちとすれ違った。
もちろんこのシステムを一概に否定することはできないけど、やはり「海亀の卵」が商品であるだけなので
あとからいろいろ話を聞いて比較してみると、確かにケアが不足してるような気がしなくもない。
(いつものごとく準備が不抜けすぎて、実際に見たあとに、海亀に関する情報を仕入れた)

==
一方中米ご近所さんのコスタリカでは、さすがジュラシックパークの設定国だけあって自然公園も多く
もう海亀の産卵ツアーも行われているという。このツアーのリテラシーというかルールがエルサルバドル
からすると考えられないレベルにあって、話を聞いたときはリテラシー低すな自分を呪ったほどでした。
〈偶然帰ってきたその日にシニアボランティアの方に教えてもらった)

まずコスタリカのツアーでは産卵の瞬間は海亀がセンシティブになるため立ち会えないという。
〈おもいっきり後ろで観察していた伊藤は立場なし。反省。)
カメの目につかぬよう黒っぽい服装での参加が求められ、参加者のライトの使用禁止、浜辺での会話は
小声でのみ可、そしてカメラの持ち込みは禁止(伊藤ェェ・・・)だとか。すごいよ、スゴすぎる。
厳しい条件でのツアー+事前ブリーフィングを含め費用$30。。さすがっす。
ちなみに日本だと海亀産卵見学ツアーで6000円くらいするらしい。ううう

一方でエルサルバドルは、海亀見るのに金払う必要なし、、どころか卵掘ること商売になってる。
人々はバリバリカラフルな服装でカメ探してるし、ライトも〈もちろん気遣ってる人が多いけど)
あちこちでピカピカと光ってる。そして伊藤がカメラを持ち込んで撮影してスミマセン。。


==
コスタリカの海亀ツアーでも、エルサルの海亀の卵売却?でも、きっとお金がインセンティブになってるのは
変りない。なにが違うんだろう。なんで自分はこんなにコスタリカのシステムに魅力を感じるんだろう。
それはたぶん「NGOが支援しててジゾクカノウじゃないから」みたいなんともまた違う気がする。

一つ思うのは、ケアしてるものの規模感の差。見えてる視野の違い。1つとか言って2つ言っちゃったよこの人。
うちの今のシステムではあくまで「海亀の卵」が大事であって、付随的に「海亀」が大事になってくる。
一方でエコツーでやってるコスタリカでは、見てるものは「海亀」どころかその周りにある「環境」
まで広がってるんじゃないかと感じられる。実際にやってる人と会って話したわけんじゃないから知らんけど。

とはいえ突然この国にそういう、規模感とか視野を持つことを求めるのは難しいだろうし、
そういう意味では、他のボランティアが言っていたようにまだまだこの国にエコツーとかを
導入するのは難しいのかなぁと思い暗澹たる気持ちになる。
実際問題ここで知り合った人が休日にわざわざ亀を見に行く姿はちょっと想像しにくいし。


そんな中で自分が果たすべき役目って一体なんなんだろう。。
うぬぬぬ。なんだか果てしない問いな気がする。


===

とりあえず明日はいよいよ「組織化」が動き出す。
思えば5月末からこそこそと動いて、準備らしきことをしてきたんだもんなー。

なんとかいい方向に向かいますように!

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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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