思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第二号報告書

さて、最近はアホなことばかり書いてなかなか活動の話が出てきませんが、

活動していそうでしていない少し活動している伊藤です。(ちゃんとしろよw)


前回も書きましたが半年がたったので、第二号報告書を書きました。

この報告書のヤマ場は知る人ぞ知る「カウンターパートとの今後の予定の話し合い」。

ここでカウンターパートキターーーwwたいして自分の活動に興味がない活動先とどう話し合うのか。

そもそも今日の午後の予定も変わっちゃうこの国で、1年半の予定をどう立ててきゃいいんだよ

と今回も見所満載です。
それではさっそく

==

◆報告書要約(800字)
活動開始から半年が経過しようとしている。何もかもが手探りだった前回の報告書(3ヶ月)時点に比べ、
少しずつ生活・任地・文化・言語などの勝手も分かってきつつあり、少しずつ自分の行動範囲や活動の
「幅」を広げるフェーズに入ってきているのではないかと自分では考えている。
活動に関しては、種苗生産施設である配属先に、私の仕事になりうる社会開発の側面を強く求めるのは、
多少酷な気がしており目下自分の足で地道に進めている。信頼関係が築けていることは感じるものの、
まだneedsに行き当たるところまでは至っておらず、当座wantsに即した活動をしながらさらなる
信頼関係の構築、及びneedsの発掘を進めていければと考えている。

当報告書では項目1、項目2に於いて、この半年の国で生活・活動した中で感じた今後の活動の可能性を
活動計画として示した。組織化・市場開拓・観光開発の3軸を切りだしており、それぞれに関して配属先と
今後の展望を話し合った。1年半という期間での活動としては決して簡単ではないが、農牧省が打ち出して
いる家族支援プロジェクトやNGOなどの外部組織と提携を測り、進めていければと考えている。
項目3に於いては配属先の状況を書いた。特に前事務所長が日本に留学し、C/Pが当事務所の所長に
なったこともあり大きな転換があったと言える。項目4に於いては当国における日本の印象を書いた。
4ヶ月たってなお震災・原発を心配する声が大きく聞こえることをここに改めて記す。
項目5では今回は任地の特産品として、私も活動で関わっている二枚貝curilとその食べ方、
及び日本とエルサルバドルの違いを記した。


◆項目1、活動計画の説明
活動を複数のコミュニティで行っているため一概に時期を明記することは難しいが、活動自体は
組織化・活動で扱う貝類の市場開拓・Jiquilisco湾内における観光開発の三本を中心に行っていこうと
考えている。

組織化に関しては以前実施されたJICAプロジェクト内で取り組まれていたものの、私が扱うコミュニティ
のうち二つにおいて漁業組合(cooperativa)を形成するところまで至れなかった経緯がある。
このため私の活動として当時の反省を踏まえ改めてcooperativa形成に取り組むとともに、
その後のモニタリングをしていければと計画している。
また貝類の市場開拓に関しては、現在一人の仲買人を通して非常に廉価で売られている、又は
コミュニティによっては外部にほぼ販売出来ていないという現場があるため、販売窓口の拡大、
ゆくゆくは大手スーパーへの直売ができないかと構想している。この点に関しては国内の
シンクタンクであるFUSADESとコネクションが出来つつあるのでなんとか協力を仰ぎながら
活動していきたい。
最後に観光開発はウミガメやマングローブなど様々な資源を持つJiquilisco湾なので、
それらを利用した漁村の副収入として位置づけられないかと構想している。



とりあえず構想し過ぎワロタw
いやーほんとに明日の予定どころか5時間後の予定を平気でバンバン変えてくる、さらには
ドタキャン・ブッチもシャーシャーとやってのけるこの国で予定たてるとか厳しすぎる。。
どっちにしてもまだ全然「ほんとうに必要なこと」に踏み込めてない気がしてならない。
とりあえず自分が「こんなのアリじゃね?」って思うものを出してるだけなんじゃないかなぁ。はぁ・・・
(もっともこんなのは2年間ずっと考え続けるんだろうし、見つかるかどうかも分からないんだろうけど)


◆項目2、
活動計画策定の課程における配属先との意見交換の進捗、配属先の意見交換に着いて具体的に記入する。

普段あまり私の活動には興味を示さない配属先(おい!w)ではあるが、
当報告書を書くに当たり時間をとってもらい各方針に関して話をした。組織化と市場開拓に関しては
農牧省が実施する家族支援プロジェクトの中でも大きな柱になっていることから、水産局の社会開発部と
協力して進めていくことができそうである。
市場開拓に関しては幾つかのキャパシティビルディングのプログラムがあるそうだが、開始するのが
来年からなことに加え、プロジェクト期からの観察より、抜本的な解決をするのは難しいのではないか
という見解であった。私としては来年からのプログラムに向け市場の下調査をすることや、プログラム中の
フォローアップができるであろうことを提案した。
観光開発に関しては現在Jiquilisco湾にはすでに多くのレストランや茶屋が存在していて、
競合が多いのではないかというアドバイスを貰った。一方でマングローブやウミガメなど自然資源を
利用したエコツーリズムの可能性は、まだまだ競合が少なくチャンスがあるのではないかという意見交換
を行った。配属先として具体的な補助の提案はなかったがNGOなどと協力して光を見出したい。



マジで光見出してぇぇぇぇぇえええ!!
とりあえずこの過程にて、

カウンターパートに時間とってもらうように頼む。→了解得る!

だけどカウンターパート謎の出張へ

カウンターパート婚約!new

ええええwww
おにーさんそれ出張ちゃうで!デートやで!
ってかなんかむしろそんな日に、俺みたいな虫けらの予定策定協力依頼してごめんwwおめでとうww
みたいないかんとも表現しがたい展開があったことを付け加えておきたい。
(そして下半期は果たして伊藤隊員がCPの結婚式にお呼ばれされるのか「ここでスルーゥ!!」って
なるのかに大きな注目が集まる・・・。戦慄の結末は如何に。)

◆項目3.配属先の動向(組織体制や方向性の変化)

配属先ではこれまでここの所長として働いていた方が4月で日本の大学に博士留学され、
新たに私のカウンターパートが所長となった。この人事によりC/Pは本部や他機関と連絡を
とるのが仕事となり、対コミュニティと仕事をするのは他の職員に移った。
このため現在ではカウンターパートよりもこの職員とコミュニティに出ることが多い。
(とはいえ基本的に稚貝のモニタリングの時以外は職員がコミュニティを訪問することはない(ドヤッ
仕事面に関しては、本来なら半年に一度行うと予定されていた、養殖稚貝のモニタリングが
コミュニティによっては私が派遣されるまで一年近く行われていなかったため、モニタリングを促し
実施した。貝類の産卵は依然として前途多難を極め、私が配属されて以降未だにカキ、curilを
あわせても一度ずつしか成功していない。財政的にも非常に困難であり産卵のための親貝を買うための
資金もままならず、成功の糸口は見えそうもないと感じている。(まさに八方塞がりなうwww)
一方で農牧省が打ち出している家族支援のプログラムにより財政が大幅に改善されるとの噂もあり、
今後の動きに柔軟に対応したい。


そもそも最初「要請書」(日本で合格通知と一緒に来るの)には「カウンターパートは社会開発を専門とする」
って書いてあったんですけどwwそんな人どこにも見当たらないしw完璧生物学者だしww
それもいまでは優秀さがたかって出世街道まっしぐらやないですかwww一体どうなってんだ。
そしてこの「やる気はネェ、稚貝もネェ、お金もそれほど余ってネェ」みたいな状況なんなんスかw
はたしてどうなることやら・・・。


◆項目4.受入国の人々との交流
依然として技術国日本としての印象は強い。任地の食堂に行ったときに、店主がお金を貯めて買ったのだ、
とCASIOの時計を見せてくれた。$100以上するらしいが質が良いため長年愛好しているという。
たしかに首都に行くと日本製の電化製品は多く売られており、特にこの国で需要の大きいスピーカーや
コンパクトデジタルカメラなどは日本製のものが多く売られている。走っている車も三菱やトヨタの物が
多く見られる。また漁師が利用するランチャーのモーターもヤマハなど日本製のものが多く使われており、
話を聞いたところアメリカ製のものよりも値段は高いが、強く故障しにくいため日本製のものしか欲しく
ないと言っていた。一方で急速に普及している携帯電話はSamsungやNokiaのものが多く、日本企業のものが
普及している様子は見受けない。
また震災から4ヶ月が経過しようとしているが、それでも以前地震の心配をしてくれる方は多くいて、
エルサルバドルも地震国であることもあり震災への関心の高さが伺える。また最近では原発の心配をする
声が増えてきている。
また私が入っているコミュニティにはプロジェクトが入っていたため、時間や約束を守る日本人像が
染み付いている。


ちなみにサッカー大好きなこの国で日本は結構強いっていう印象を持たれてる。
街を歩いてるとちょっと不良っぽい青年(ホントはいい奴)にNAKAMURA!とこえかけられる。
ちょっと古いぜ!w

◆項目5.その他
A) 任地の特産品
私が活動で取り扱っているcuril(クリル)を紹介する。
Curilはマングローブの中に生息する二枚貝の一種であり、私の任地であるJiquilisco湾周辺には、
このcurilを採集することで生計を立てて暮らす人々が多く存在する。Curilはカクテルとしてよく
食べられ、玉ねぎとトマトを粗みじん切りにし、そこにcurilと加え最後にパクチーとともにかき混ぜ
レモンを絞ることで完成する。Curilの黒い血が混ざることで見た目は少々グロテスクであるが、この血が
貧血に効くという話もある。一方で都会では、この貝がマングローブで汚染されていて、下痢などの原因
となるという話もあり好まない人も多い(私自身はそのような症状を感じたことはない)。

是非これはエルサルバドルに旅行できた際には食べて欲しい!
っていうかなんなら作りますよ!私呼んでくれたら作りますよ!!
って感じ。まぁまずはほとんど日本人来ないですが・・・。


B) 日本と受入国の違い
時間や計画に対しての姿勢が大きく異なることに依然として戸惑う。
日本では予定や計画は守るのが基本であるのに対して、この国ではあくまで目安に過ぎないという印象を
うける。その結果任地の人が企画したイベントが、当日になって延期され、そのうえそれに関する連絡が
こちらから問い合わせるまで来ないなどと苦労や混乱することが多い。公務員である同僚であっても、
調べれば事前に無理が分かる予定を立てることが頻繁にある。


もうこれはね、痛いくらいに・・・(涙


◆JICAへの要望・提案
健康診断の回数を任期中一回に減らした判断には疑問を感じる。
改訂にかかる背景にも納得のいくものではなく、このような重大事項を改定する際には隊員への
説明と同意があるべきではないだろうか。個人的には健康あっての活動であり、いかに統計的に
関連性がなかったとして安心感のためにも、任期中二回の健康診断は必須だと感じている。
また震災時の「ブログ執筆の自粛」という判断にも大きな疑問を感じざるを得ない。我々の協力隊
としての活動は、国民に対して指示のもと意図的に隠さなくてはいけないようなものなのだろうか。
仮にそうだとしたら「臭いものには蓋」的な今回のような措置ではなく、もっと抜本的な解決策が
求められるのではないだろうか(全員一時帰国など)。この件に関してはJICA-隊員間の信頼関係
だけでなく、日本の国際協力の一翼を担うJICAという組織自体の古い体制や稚拙な思想にも大きな
問題点を感じた。


ここではこっちに来てから半年で「えええwwそのジャッジメントはどうなん?w」と感じたことを
書きだしてみた。ODAが削られ国際協力に対する国民の目が厳しいという状況も理解してるつもり。
個人的にはだからこそ、ODAの末端として恥ずかしくないように元気に活動&それを広報していく
必要があると思うし(もちろんそれに結果も伴わなきゃいけないけど)、グローバル化と言われる中で
旧態にとらわれずに革新的に日本の国際協力を担う組織としてのJICAであって欲しいと願う。

だからそういう意味で、謎にストイックに隊員の健康管理面から経費削ったりする判断は謎だし、
(ちなみにこの件に関しては、健康診断は任意で期間中に二回受けられるようにさすがに再変更になった。)
こんな所で言論の自由を声高に叫ぶ気持ちもないし、組織としての全体マネージメントを考えると
難しいのかもしれなけど、震災直後に「個人ブログの全面更新自粛」なんてとりあえずのやっつけ
対処療法をすることも理解に苦しむ。

開発の現場でも「魚を与えるよりも、釣竿と使い方を」みたいなのが求められる中で、
開発援助に日本を代表して携わるJICAだからこそ、問題を表面的に解決するんじゃなくて
根本・抜本的な解決の努力を目指していかないといけないんじゃないかなーって強く思う。
やっぱそういうところに組織哲学って出ると思うし。

===

そんなこんなでアッホーーーなことからムジュカシイことまで色々感じながら生きてるわけです。


ってか報告書からじゃ全然最近何やってるかわからんなぁ・・・。
そろそろ書きたい意欲も溜まってきてるし、そのうち最近の活動をポップに語る記事を書きたいと思います。

いつになることやら・・・だけどw

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


東大生ブログランキング

↑協力隊活動の広報のためにも切実にPV数がほしい今日この頃。1日1クリックよろしくお願いします。

最新記事
カテゴリ
もろもろ達
カウントダウンタイマー
最新コメント
月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
QRコード
QRコード
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
現在の閲覧者数:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。