思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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魚介類に関する中米国際会議

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今週は水木金と首都サンサルバドルで行われた、魚介類に関する中米国際会議に参加してきた。

ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国

そしてエルサルバドルと中米にある国、ほとんどの国から漁業関係のエライさんたちが集まって

経験と技術に関して意見交換をするこの会議、エルサルバドルは開催国ということもあって、

普段僕がお世話になっているコミュニティーを紹介、皆で訪問するというのもプログラムのうちに

含まれてたりして。3日間でしたがちゃっかり参加させてもらいました。
多くの方とお話させてもらう中で、日本や家族を心配してくださる方もたくさんいました。
中には日本に関する詩をプレゼントしてくださった方も。ありがたいことです。

初日は、うちの事務所がやっているアカガイ類とカキの養殖の技術面での発表と、その稚貝を育てている
コミュニティのそこに住む人による現状のプレゼンテーション。僕が一番お世話になってるコミュニティの
ママさんも多くの国の方が見るなか立派に発表してくれました。(そして実はこれらのスライドは僕が作った
ものだったりして。しかし8割くらい修正されてた・・・。笑えないぜ。なんという無力感。。精進します。。)

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二日目は、実際に自分の任地である事務所と近くにあるコミュニティ二つを訪問。

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自分の住むコミュニティについて自信を持って発表し、さらには自ら作った貝を参加者に振舞う
ママさんの笑顔が印象的だった。あとで実際に聞いてみたところ、「非常に良い経験になったし嬉しかった」
と語ってくれた。

==
やっぱり個人的にはこういう一次産業に従事する人たちが、自信を持って自分の住む場所、そして産品を
紹介する機会ってすごく貴重であり、同時に重要なんじゃないかと感じる。彼らは普段、作っても作っても
安値でしか売れない、そして自分の家には電気も水道も来ていないという現状を生きている。
そういう現状を、外の人、海外の「エライ人たち」に発表して興味を持ってもらえることっていうのは
非常に大きな経験になるだろうし、自信にもつながるのではないだろうか。

そしてプレゼンやコミュニティ訪問に際して積極的に「偉い人達」がコミュニティの人たちに
質問している姿勢も印象的だった。このような機会の貴重さを表すとともに、実は機会さえあれば
もっともっと地域とお上の関係性って築くチャンスって増えるのではないかと思える瞬間。

中米に限らず日本だってもっと一次産業従事者とシステムを作るサイドの人間が、コミュニケーションを
取る機会っていうのをもつべきなのだろう。マーケティングをするとか、商品開発をするとかももちろん
一次産業停滞の打開につながるのかもしれないけど、やっぱりそのコミュニケーションが取れない限り
根本的に停滞を打開することは難しいのではないかと最近感じるようになった。(もちろんコミュニケー
ションが取れれば解決するような簡単な問題ではないが、少なくとも第一歩はそこにある・・・はず)

===

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三日目は各国の経験を全体でシェアしたあと、グループワークで貝類の地域レベルでの発展を目指して
話し合いに・・・なるはずでしたが、スーパーコントローラーがいた中のテーブルはいまいち議論が
盛り上がらず。。言いたいことはたくさんあったのに、まだまだ議論してどうのこうのって言う程
のスペイン語レベルは持ち合わせていないし、なすがままに。無力。。コントローラー系の人間てやっぱ
どこへ行ってもいるんだなー。議論弱者になって初めてその恐ろしさをひしひしと感じます。うーむ反省。
せめてテーブルの雰囲気を良くするくらいのバリューは発揮できるレベルに早く到達せねば。。

その後は各国の水産系のトップの方が集まって、三日間の知の集積を提言という形で発表。
ちなみにもうこのころには、発言どうのこうのというよりは、スペイン語すら頭に入ってこない
くらいクタクタに。知じゃなくて三日間の疲れが集積してしまった自分は、まだまだやー。先は長い。

==
そんなこんなで、三日間いろいろなことを学び思った会議でした。

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初公開のうちの同僚とコミュニティの人との写真!笑

まだまだスペイン語に対する壁の高さは否めないけど、一方でやぱり国境を越える言葉ってほんとうに凄い
と思う。所謂「田舎」に住むコミュニティの人達が海外のエライさんにむけて、そのままの言葉で語れる
っていうことにはすごく大きな価値があるんじゃないだろうか。日本語ではこんな事考えられないもんね。
常に翻訳された訳者の意図が含まれた言葉でしか語ることができない。日本語はそういう面で寂しいのかも
しれないなーと始めたかんじました。壁は高いがその向こうに可能性は大きく感じる。
(もちろん日本語話者とスペイン語話者では「国境」の概念すら異なるんだろうけど。)


それと同時にここまでの規模感は出なくても、漁村に暮らす人達の実情を彼らの自信になる形で
広めていくことは自分の仕事の一つになるんじゃないかという手応えもあった。まずは次回この
コミュニティに行ったときに今回の感想と簡単なフォローアップをしよう。


===
そして個人的にも「学び」の共有がしたい今日この頃。
こっちに来てから一体何を感じ、何が変わったのか。


もうすぐ、三ヶ月が過ぎます。


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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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