思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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所外活動②から学んだ 訓練44日目

DSC_2975.jpg

今朝はしし座流星群がきてるとか何とかで、訓練所に来て初めて朝マラソンをお休みし星の撮影会を

勝手にやってました。結局起床(外出可能)時間の5時半では明るすぎて、満足に流れ星は見えなかったけど

いつも、はしりながらその綺麗さに感動している朝焼けに染まる山の景色を写すことができました。

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そして今日は所外活動二日目。

所外活動は実際にヤルまでは、なんで訓練にこんな「わけのわからんモノ」を入れるのか、とイライラしたり

もしたけど終わってみると実に学びが多いものでした。

自分がボランティアとして途上国に行ってみて、どのような反応をし、どのような感情を抱くかって

いうのを(もちろん模擬的にではあるけど)体験できた気がします。

ぼくは新卒で、社会人経験がない、つまり本当に自分と似たような人間(同質性をもった集団)とだけ
付き合い続けてこれまで生活してきたんだと思う。でもこれからの二年間はそうは行かないし、同質性
どころか、国や宗教っていう超根源的なアイデンティティすら全く異なる人たちと一緒に仕事をしていく
ことになるんだろう。

まだ想像もできないけど、これってきっとかなり大変。

理解出来ない事だらけ、そしてきっといらいらすることだらけ。

==========

そういう中でこの二回にわたる所外活動は非常に意味があったように感じる。
所外活動とは先週も書いたけど、授業を丸々一日(合計2日)つぶして、訓練所の外、駒ヶ根市内の
施設や農家で働かせてもらうというものだった。

僕は何のめぐり合わせか、高齢者施設、それも認知症が進んでいる方が多く住まわれている終身の施設
で働かせてもらうことになった。ここにはもちろん日本人しか住んではいないのですが、やはり
コミュニケーションが困難な方とどう向き合うのかということと直面した。いきなり理不尽に怒られも
したし、ちょっと悲しくなった。

またスタッフも何の資格も技術ももたない僕達を持て余してるのがよくわかった。
これもあたりまえだと思う。普段既存のスタッフだけで回っている施設に、たかだか素人が
それも介護の担い手ではなくひょっこり現れた素人ボランティアが2日間『手伝い』に来るのである。
これが邪魔以外の何者でもないことは、なんとなく僕達でも想像できる。

====
正直初日が終わった段階でかなり精神的には参った。
語学学習でほぼ全くストレスを感じず、生活ものらりくらりとやり過ごしてる自分にとっては
先週の所外活動は、しょうじき65日間で一番ストレスを感じたことになるであろう。
(ここから最後に向けてとんでもないストレスが待ってない限りはw)

二日目の今日も、その施設に行くのが非常に気が重かった。
行きのバスでみんなで歌を歌ったりもしたけど、完全にその気分をごまかしてただけだった。

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でも二日終わって今、振り返ってみて思うのは、まさにこれが、この二日間で自分が感じたものすべてが
きっと途上国に行って自分が置かれる立場であり、ストレスの片鱗であり、きっと現地でもやってしまうであろう
行動パターンなんだって言うこと。

上で説明した状況の高齢者施設を、現地受け入れ先に読み替えても何の不自然もなく、想定される状況になる。

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そういう中である程度体系化された行動パターンを行く前に自覚しておくのはほんとうに大切なように
感じられる。今回ほぼすべての「結構キツイ活動先」に当たった人たちが同じ行動パターンを示してるのも
非常に興味深い。

・まず最初はものすごい疲れるっていうフェイズ
 必要とされてない自分、現地からすら迷惑がられる自分、コミュニケーションが取れない自分、
何のためにここにいるのか、ここで何をするべきなのか、何が出来るのか、何をどこまでしていいのか
それが全く見えないことへのもどかしさと恐ろしさ。無力感と虚無感。
これはかなりききますよ。。悲しくなるし、帰りたくなるし、疲れるよ、疲れる。

・次にマンパワーとしての需要を見出すフェイズ
 今日の午前中の仕事は、車椅子掃除とクーラーのフィルター掃除だった。
誰でもできそうなマンパワーの仕事。たしかに先方の約に少しでも立ててる気はするし事実そう。
だけどほんとうに自分はこれをしに来たんだっけ?っていう問いは頭をかすめる。
それでも、最初のフェイズと違って「出来ること・やるべき事」があるっていう事だけで
少し救われた気になる(良くも悪くも)

・文化交流に終始するフェイズ
 そしてみんなやってみるのが文化交流。
たしかに大事、すごい大事っていうのは冗談抜きにしてよくわかる。
だけどそれでいいんだっけ?とも強く思う。特に文化交流は自分も相手もすごく楽しむことが出来る。
だからこそやった気になれるし、満足感も満足度も高い。だけど・・・果たしてこれをしに来てるんだっけ?
仕分けをされて苦しい財政状況の中で、この活動に果たしてそれだけの価値を見いだせるんだっけ?
そんなことを考える。

========

きっとこんな形で進んでいくんだろう。現地でも。
今回はこの3フェイズを見て終わったけどこの後何が待ってるかは全くの未知。
たのしみなような、怖いような。うーーむ

妥協してできることと、本質的な目的の線引きはきっと仕分けで国民の目が厳しくなってる今
もっともっとシビアにやっていかなきゃいけない、そのシビアにやらなきゃいけない事実をもっと直視
しないといけないんだろうなー。難しいけど、逃げられない問題だね。


そんなことを考える機会になっただけでも、非常にためになる所外活動でした。
迷惑をおかけしっぱなしだったけど、僕達を受け入れてくださった施設のスタッフの方々、そして
利用者の方々本当にありがとうございました。
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2010/11/20(土) 18:30 | | #[ 編集]
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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