思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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所外活動①~目は口程に 訓練37日目

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今日は所外活動①でしたー。

所外活動は、65日の訓練中二日あって、駒ヶ根市内の様々な施設や農家などに別れ

ボランティアスピリッツをたぎらせ?活動するというもの。

異文化交流の実践という意味合いを持って全隊次全員参加で行われています。

僕は、希望派遣先を出し忘れるというお決まりのトラブルに巻き込まれたため、流れで「高齢者施設」に。
他には、農家や花卉栽培、幼稚園、小学校、中学校、などなどほんとうに様々な派遣先があります。
高齢者施設と聞くと、デイケアとかを想像していて、昨年卒論で高齢者の暮らしを扱ったこともあり
第三希望で高齢者施設を出していました。デイケア的なものを想像していて、派遣先の話をしながら
一緒に歌を歌ったりしてコミュニケーションが取れればと臨んでいた。

でも実際は全くそういった世界からかけ離れたところで今日の活動を行った。

今日僕が活動したのは、認知症にかかった方が利用されるという施設だった。
認知症も様々なレベルがあるようだけど、比較的重度な方をメインで扱っていた気がする。
さらにその施設は、高齢者の方にとっては「終の住処」になるそうで、100歳を超える方も
暮らしていらっしゃった。

僕の担当したエリアはその施設の中でも特に認知症が進んだ方が多く住まわれているエリアで
もちろん僕が想像していたような活動は全くできなかった。正確には、想像していた活動どころか
いかなる活動もできなかったといったほうが、正しいか。知識も資格もない自分は無力だった。

昼食の時間に食事をスプーンで食べるのを手伝ったり(といってもいわゆるあーんする感じ)
全く答えが帰ってこないということが分かっても話しかけ続けたり。
バックグラウンドも性格も全くわからない方におはなしをし続けたり。

正直、施設のスタッフの方々が一番僕たちの扱いに困ったと思う。
何か仕事をさせなければいけないけど、ボランティアはなにもできない。

なんか、介護のお手伝いをさせてもらっている高齢者の方にも、
僕たちの面倒を見なければいけないスタッフのかたにも申し訳ない思い出いっぱいだった。

===========

そんななかで、一人のおばあちゃんにご飯をスプーンで食べさせてあげている(この表現は間違ってる
でもこれ以上どうやって表現すればいいか今の段階で言葉が選べない)時に、そのかたの眼に吸い込ま
れそうになった。すごく澄んだ綺麗な眼だった。

その眼は多分80年間近く、色々なものを見てきたんだろう。
ご飯を「食べさせてもらってる」にもかかわらずその眼からは月次の表記だけど尊厳が感じられ
そして、多分これはぼくのプラス思考が大幅に働いてるけど感謝も感じられた。

彼女の眼に自分がどう映るのかというのを考えると、身が引き締まる思いだった。
自分の眼に誠意が写っているのか、自分の立ち振る舞い、表情はどう写っていたんだろうか。
一人のお婆ちゃんとこれ程見つめ合ったのは初めてだったかもしれない。


「眼は口程にモノを語る」
そのかたは確かに認知症も進み話すことはできないかもしれない。
でも口が動かなくても、眼は何かを語りかけていた気がしてならない。


では、今自分は一体何を眼でかたれるんだろうか

=========

ものすごく疲れて、ものすごくきつかったけど、正直この所外活動は評価せざるを得ない。

全く自分の力が通用しない、常識も通用しない、いままで蓄えてきたはずのロジカルな思考も弁も
通用しない。そこで一体何が出来るのか、なにもできないならどうするのか?その問いかけを
いやでもさせられるからである。

最近研修を受けててよく思うのは、ここでできないことは任国に行ってもできないってこと。

もちろん多少は状況は変わるだろうけど、基本的な行動パターンはきっと変わらない。
次回の所外活動は来週木曜日、それまでに少しでも自分がそこでできることを増やしたい。
多分任地ではそれの繰り返しだろうから。



何が必要とされてるのか
何が出来るのか

今こそ絶対積極を発揮して自ら見つけていかないといけないんだな。
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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