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2010夏の旅を通して-感謝と謝罪-

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今回旅行へ行ったのは、海士に行くことだけが目的ではなかった。

台風来襲のため、予定より2日はやく海士に別れを告げたあとは

出雲大社→広島→鳥取砂丘→大阪→王滝村

とすべて青春18切符を使った鈍行で回ってきた。


そういえば日本をこういう形でゆっくり旅するのって個人的には初めて。

途上国には行くのにね。日本にすらまだまだ全然目を向けられていない自分がいた。

そんな今まで見たことない「日本の世界」を少し垣間見ながら、基本的に一人で

旅行をしていたためか普段にはないくらい、「自分を振り返る時間」を取れた。




=======
このプロセスに至ったのは、きっとバリューマネージメントの
インターンを受けそれまでの自己をしっかりと振り返る機会をいただいて、
さらに海士町やその他の旅程で、自然と触れ、五感を開放していたという
普段の生活では決して得られなかったシチュエーションに身をおいたためだと思う。

(※余談だけど、五感を開放することと自分が内省モードになることは関係がある気がする。
海士町では身で海の冷たさ、風の心地を感じ、聴で海の音、風の音、木の音、虫の声などを捉え
嗅で磯の香り、動物の臭い、稲の香りなどを嗅ぎ・・・と非常に五感で感じる機会が多かった。
インタネットもつながらず、無駄な情報が一切遮断されたことも内省モードに入る鍵になりそう)

今回の旅行では、あり得ないほど多くの方のお世話になった。
海士町では東京で2回顔を合わせただけの友人が漁師さんと掛け合ってもらった。
そして宿泊もお世話になり、6日分のご飯も作ってもらった。
広島では、旅先で知り合った方に二泊も家で泊めてもらった。
鳥取砂丘では、駅に変えるお金すら持っていない自分をヒッチハイクで駅まで送ってもらった。
大阪では高校卒業ぶりに合う友人に家に泊めてもらった。


そんなあまりにも多くの方に、あまりにも大きくお世話になって

いったい自分は彼ら、彼女たちに一体何がお返しできたのだろうか?



こたえは「何もない」

だとおもう。
何も返すことができず、何も返すものをもたず、ただただ人の恩恵に預かった。
こんなにも多くの方に支えてもらわないと今回の旅行は実現しなかった。

でも、よく考えるとこんなのって気づかないだけで、きっと日常の些細なところで
それこそ数えられないほどの人のお世話になりながら自分は生きてるに違いない。
それでも自分はそれに気づかない。人にお世話をしてもらってる自分に気付けない。

どこか不安を抱えながらの一人旅をしなければきっと気付けなかった。
砂丘で終バスも、駅までの金も、飯も、飲み物も、宿も、土地勘も、、
途上国でも経験したことないような「何も無い」という状況で極限まで追い込まれてはじめて、
人のありがたさに気づく。mixiのボイスにでもつぶやいて、何かとつながっていることを確認
したくなるほどの不安だった。そんな不安のあまり発狂しそうな状況に追い込まれないと、
それに気づくことすらできない自分は一体なんなんだろう。


「人」は「有難い」と初めて感じた。

多くの人とつながって、多くの方にお世話になって、
でもそんな状況にいつしか慣れて、そんな状況がいつしか陳腐化する。

これが意味することの大きさ。
「有り難い」ことを当然のように受け取ってしまう自分の在り方。
もはやお世話になってることすら忘れかけている自分の恐ろしさ。

そんなのが鮮明に見えた。

いったい今まで自分はどれだけの「有り難い恩」を当然化し陳腐化しやり過ごしてきたんだろう。
それでも自分の周りにいてくれる人たちに、いったい自分は何を返してこれたんだろう。
「カンシャトシャザイ」インターンでこの言葉を何回も聞いた。


ああそうか

だから「感謝と謝罪」なのか。

=======

鳥取砂丘で先の見えぬ野宿をする中で、そんないわば当たり前の気づきが自分の中で起きた。
いま、自分は身の回りの人、お世話になっている人、有り難い存在達に提供できるgiveは一体なんだろう。

22年間分のgiveをここから返していかないと。

人の存在にもっと敏感に。人の有り難さにもっと敏感に。


難しいことだけど、(だって22年間意識もしてなかったし笑)


ここから初めていかないといけない。



そんなことを野宿明けの鳥取砂丘で、日の出を見ながら考えた。
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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