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【映画】the cove ザ・コーブ



超問題作とされる「ザ・コーブ」を見た。

古くからイルカ漁が行われている和歌山県太地町を舞台に広げられるお話。

今年のアカデミードキュメンタリー部門で最優秀賞を受賞した作品。

その一方で盗撮、大げさな日本批判などで日本では上映が見送られようとしている作品。




====
以下ネタバレあり




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事実をありのままに映し出すのが「ドキュメンタリー」だとするとこの映画は確かに
ドキュメンタリーとしての出来はどうかと思う。活動家としての主人公の主張・目線で
描かれた映画であるゆえに、バイアスは極端に、コレ以上はない位に掛かっているのが事実だった。
暴力的な言葉を吐く漁師、かわいいイルカが"虐殺”されるシーン、問題視されていない主人公の盗撮。
この映画はそれを踏まえた上で見るべきであろう。

その上で、まず個人的に思ったのが善悪を最初から問うとドツボだということ。
ブログなどを検索してザ・コーブに関する感想をレビューしてみると多くが、この撮影手法の善悪
水銀問題の善悪、高等生物を殺すことに関する善悪、などを議論しているものが多い。でもそう
じゃない気がする。たぶんそれを議論するには、この映画だけでは情報量が足らなすぎる。
太地町の文化背景も全く知らず、水銀に関する統計データも出ておらず、そんな状況での
善悪の議論はそれこそ(保護批判の対象にもなっている)「感情論」にしか過ぎない。

まず問うべきは


「何が問題なのか」


だと思う。
純粋にこの映画を見たときに、一体何が問いかけられているんだろう。
個人的に問題と思ったいくつかの点は
・日本人が自文化(イルカ漁も含む)についてしらなすぎること(この映画はその自文化の一側面を表してる)
・「文化」を盾に、変わることを志向せず外部者排除的な思考
・日本人の論点のズレっぷり、論理的戦略性(見せ方など)の無能さ
この三つはとりあえず問題として感じることができた。



ちなみにこんな動画も見つけた。
これはある意味ザ・コーブとは逆の視点(住民視点に比較的近い?いや日本人視点か)で描かれたニュース。
ちなみに、最後に偉そうに「人の文化に勝手に土足で踏み込んで・・・」と中学生レベルのコメントを垂れてる
ハゲのおっちゃんは誰だろう。このおっちゃん自身が、この映画で日本が批判される部分を体現している
ような気がする。これが愛すべき日本人の一般像なんじゃないかなぁ。

================
主人公が「活動家」である時点でバイアスが掛かっているのは当たり前である。
それを踏まえた上で僕が思うのは「試されているのは視聴者の力」だということ。
あの偏った目線で描かれた映画から、何を見つけ出せるのか。

個人的は本当に見つけるべき問題意識を一番見つけやすいのは「日本人」自身だと思う。
だって、もう一つの偏った視点である「住民の視点」を日本人は日常生活の中である
程度持つことができるのだから。


血まみれになって死んでいくイルカ



同じ文化の中に暮らす同じアイデンティティを持つ日本人

この両者を見ることができるのは日本人だけなんじゃないだろうか。


============
そんな中で出てきているのが、上映中止の問題。
これもすごく難しい問題だと思う。


どこまでオーディエンスを信じられるか


まったくさっきとは違う問題が出てくる。
何の気なしにあの映画を見てまるまる飲み込んだら、太地町は悪でイルカ漁も悪で・・・。
ってなるだろうし、きっとそれを恐れて講義しているひとが多いと思う。たしかに個人的にはそうなりそうな
きもビンビンしてる。(現に今感想とか読んでみても、そういうのが多いし)
マスコミ教の日本人であれば,間違いなくこの映画に影響されるような気もする。

でも、それじゃいけないってそろそろ気づかないといけないんじゃないのかなー。
バイアスを理解した上で、問題意識を持ってこの問題から正面きって考えてみる。
これができないと日本人はきっと何時までもマスコミ教の狂徒でい続けるだろう。


この映画の上映は、オーディエンスの力を問うている。


「個人的にはこの映画を公開しない事」その事自体が、この映画で描かれている
日本に潜んでいる根本的な問題につながっているような気がしてならない。
この映画がイルカ漁に入れようとしているメスは、案外日本人の情報意識にも届くのかもしれない。


==========
最近久々の絶不調で超絶悶々としている・・・。
もうすぐ、あとちょっとで抜けられそうな手応えもあるが…。苦しいよう。
そんな悶々としている記事もそろそろ書いていきたいなーと思う次第です。


ではまた


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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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