思った事を書く,書きたい事を書く。それがきっと将来の価値になる。2011年1月~2013年1月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルで活動中!

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東京大学卒業前夜 -Stay hungry, stay foolish.-




あっというまに卒業式前日を迎えてしまった。
とはいえ僕自身は大学院に進学するため大学から消えるわけではないのだけれど。
それでも周りの多くの友達(文系の友人が多いため「多く」どころか「ほとんど」)が明日で
4年間の大学生活に終止符をうち、新しい世界へと進んでいく。後一週間もすれば彼ら/彼女らは社会人。
院に進学する僕としても、きっと大学に友人をなくし来学期以降は又違う生活がきっと待っている。


そんなちょっと哀愁ただよう中で考える事。
もうあの奇跡の合格発表から4年も経つんかーーとおもうと改めて光陰矢のごとしを実感せざるをえない。

4年間は本当に「人との出会い」に恵まれたものだったと改めてこの3月を精力的に遊んだり、
いろんなところに顔を出したりするにつけてひしひしと感じる。

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最初の半期は本当にふわふわした半期になった。
自分のやりたい事なんて分からない。東京のことも分からない。アクションの仕方なんて分からない。
サークルとどのように関わっていけばいいかも分からない。結局自分がなんなのかわからなかった。

当時は経済学部に進学したら面白いんじゃないかって思ってた。
けどちょっと授業をとってみて、そのあまりに現実世界をモデル化することを追求した
学問観に失望し、自分が勉強したいことと違う・・・っていうショックでいっぱいだった。

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1年生後期になり、ひょんなことから全体で100人規模くらいにもなる大きなテニサーの
キャプテンをやることになった。普段の練習は全参をしいられるし、悩み事は尽きないし
当時の自分にとってはずいぶん重荷に感じていた。(この経験が後に大きく生きるとは思わなかったし)

夜9時まで練習してコンビニでバイトして、朝8時から朝練みたいな日々。
当時の自分はいまよりも全然、「物事に向き合う」ということができてなかった。
だから疲労は溜まる。ストレスも溜まる。でも生産性は何も感じられない。そんな日々だった。

それでも大事な仲間がいるから、サークルが好きと言ってくれる後輩がいたから、とりあえず走り続けた。
周りの景色も殆ど見えず、もちろんそんな状況で自分自身なんて到底見えず、走って走って走り続けた日々。

気づけば一年が立っていた。
いっこ下の後輩にキャプテンをバトンタッチして、とりあえずの走り抜けた感。
当時の日記とかを見直してみると、景色が見えないほど走り抜けたあとに得たものなんて
全然自分は気づいておらず、ちょっとした空虚感を感じながらそんな疾走が終わった。

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こんな疾走する生活の中でコンビニでバイトしてているうちに、コクサイキョウリョク的なものに
興味をもつようになった。(そもそもの始まりは、コンビニで廃棄される賞味期限切れの食品を
食べていたら店長に怒られ、そこに違和感を感じたからっていう逸話もあるwなつかしいww)

2年後期からは農学部に進学し、途上国問題とかを勉強するようになった。
実は、いまのベクトルも大忙しの中でやむなくやっていたコンビニバイトから始まったと考えると
ジョブの言っている「点と点を後から俯瞰して線にする」って言うのも感覚的に分かる。

ここで自分の興味は「テニス」から「海外」にシフトした。
(でもこれは今考えるとある意味「逃げ」だった。うまくならないテニスから手を引いた
って言う後ろめたさも少なからずあった。)

そして年末。酔っ払った時にかかってきた電話から、フィリピン行きがなんだかんだ決まっていて、
その後自分の原体験であり続けている「フィリピンスラムにホームステイ」に繋がる。
3年前期は必死に単位を揃えながら、フィリピンに関わり続けた。9月には先住民の家にHSもした。
このタイミングでこの巡り合わせは本当に、「神様」的なsomethingを信じざるを得ないようなものだった。
われながら、いきなりフィリピンのスラムにいくとかアホだなーーって今でも思うけど

「彼らにとっての幸せとは何か?」
「「固定観念:国際協力ってこんなに馬鹿らしいことなのか?」
「豊かさ、貧しさって一体なんなんだ?」

こういうこの時期に感じた感触が今でも自分の興味を、そして進路を左右している。
これってきっとすごい経験だった。

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3年生の終りから4年生の始まりにかけては忘れ物を回収する感じだった。
以前逃げたテニスともう一度向きあうラストチャンス。
なりふり構わず奪ったレギュラー。負けたけど、シードを落としたけど、この時期にできなかったこと
が実はたくさんあるけど、それでも全く後悔してない。あの時テニスをがんばれてよかった。
逃げずに「向かい合うこと」の大切さと難しさを学んだ気がした。

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同時期に出会ったのが環境NPOガイア・イニシアティブだった。
この団体からも本当に多くのものを学んだ。自分の頭の使い方、とかいわゆる自己分析的なものを
ここから始めた気がする。人前でプレゼンする機会をもらったり、講演会などの司会、
インドスタツアのマネージメント等々難題盛りだくさんだったけど、確実に一皮むけた自分
になれた気がする。

夏のインドツアーでは初めて「ビジネス」というものの大切さが、自分の中に腹に落ちた。
途上国を思いやる気持ちは大事、、いままでは大事に思うからビジネスにしたくないっていう思いが強かったけど
実際にインドの無電化村でソーラーランタンの貸出現場を見て、大事に思うからこそビジネスを生み出すっ
ていう思考回路が生まれた。きっとこれはこれから生きてくるんじゃないかなぁ。

そして長野県木曽郡王滝村と出会えたのも、ガイアがあったからこそだった。
この地を卒論のフィールドに選び、お婆ちゃんたちのお世話になって村で生活させてもらって
必死に論文を書いた。このプロセスの中で、現場を大事にするっていう自分の基本的なスタンスが
固まった。現場を見なきゃ語れない、絶対机上の空論にしちゃいけない。
最初、経済を学んだ時に感じた違和感がここでようやく完全に解消された。

===========
そして院試に受かり、青年海外協力隊に応募した。
協力隊なんてそうとう自分の中では無茶な発想だったし、リスクも怖い。
それでもやっぱり、この4年間を振り返るとこの選択が一番自然で、一番合理的なきがしてる。
協力隊に合格し2010年12月からエルサルバドルにいくことになった。

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そして明日卒業。
ほんとに自分の大学生活は、いろんな登場人物が登場し彼らは皆、最適なタイミングで
最高のものを僕にくれた気がする。当たり前っちゃ当たり前だけど、誰がかけてもいま
この自分はいなかったと思います。改めてこのブログを読んでくれているみなさんも

本当にありがとうございます。

サークルに燃えて、学生団体的な活動もガッツりやって、卒論も満足するまで書いて
とまーーーじでやりきった感いっぱいの大学生活だった。白ひげじゃないけどまさに逃げ傷なし。

強いて悔いをあげるとすれば、後輩を育てられなかったこと。何も自分は残せていない。
自分の興味に真っ直ぐであった分、この点だけはできなかった。自分は貰ったものを4年間で
人に引き継ぐことができなかったのが後悔です。まぁこれは12月までという「ロスタイム」
(実際フィールドワークにも殆ど行かないので12月までは机上の勉強がメイン)
のうちに納得できるところまで仕上げたい。

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ジョブズもいってるけど、いろんなところに顔出して、全力で大暴れしてきた分
多くの点を残してきた。そして卒業前夜の今になってそれを振り返ると、
確かに、今確かに各点が線になって浮かんでくるわけです。そしてきっとこれからも
自分は点を打っていかなくてはいけない。多くの友人と歩んだ大学生活は終わるけど。

===========

そして、そのためにもやっぱりもう一度この言葉を引用しなきゃいけない。

Stay hungry, stay foolish.



貪欲であれ、そしてアホであれ

社会にでる友人達も Stay hungry, stay foolish.
大学に残る後輩、友人達も Stay hungry, stay foolish.
そしてこれからの自分も Stay hungry, stay foolish.



そうやってこれからもそれぞれの道を切り拓いていきましょう。
そして道は別れても、これからもよろしくね!^^
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shogooon

Author:shogooon
青年海外協力隊村落隊員として11年1月よりエルサルバドルで活動中。東京大学農学系大学院を休学。貝養殖という未知と地域開発という漠然の間で、日々自分の無力さを嘆きながら迷走中。

マニラのスラムにホームステイしたり、インドの無電化村行ったり、限界集落で卒論書いたり、エルサルバドルで貝養殖したり。

ユルく楽しく生きる中に洗練された深さを見出したい。


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